フランスにて不妊治療②

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驚くほどひさしぶりの投稿になってしましました。(笑)
友人から妊娠の報告が来たり、SNSで報告を目にしたりしますがシンプルに祝福出来る精神状態なので自己診断ではかなり健康的。(笑)

担当医に会い「99%自然妊娠は無理でしょう」とのこと。甲状腺の病気とポリープが見つかりまずはその治療から始めることに。泣き崩れたりショックなどはなく意外と冷静に受け止めることができたけどポリープの手術に少しビビる。昔はぽっちゃりキャラだったのに数年前から急にガリガリになり始めた(かなり大食いです。)ので甲状腺の病気はショックよりも原因がわかって安心といった気分。甲状腺の数値が高すぎて体が常に運動している時と同じ状態だそう。どんなに食べても太らないなんて最高の響きですけどね。(笑)この甲状腺の数値は妊娠するに当たっては関係ないそうですが、妊娠した後この数値が高いと流産の確率がかなり高いとのこと。どちらにせよ治療しないと心臓に負担がかかるので甲状腺の担当医を紹介してもらい会うことに。

甲状腺のドクターの予約が一番早くて取れたのが2ヶ月後だったのでオンラインでお薬を処方してもらいまず2ヶ月間試してみることに。朝起きたらまずお薬を飲んで30分間安静にしてその後に朝食をとる指示だったので最初は面倒だったけど2ヶ月も続けたらすぐに慣れるもの。そして甲状腺の専門医に会う前にまた血液検査をしてようやく面談の日。
フランスのドクターはみんなとにかくフレンドリーです。フランス語初級の私のために英語で診断してくれました。2ヶ月間飲んでいたお薬があっているようで甲状腺の数値がさがり安定しているそう。もう3ヶ月続けてまた血液検査をして診断すると言われました。妊娠した場合には月に1度診断が必要になるそう。
診断中に体重を測ったら1年前より5キロも減っていたのでちょっとショック。159センチ、服を着た状態で43キロはちょっと痩せすぎだなぁ、、、。どおりで前よりスキニーデニムが似合うわけ。(笑)

人生でおやしらずの抜歯意外に手術など一度もしたことなかったので最初かなりビビっていたけど医療先進国フランスを信用しようではないか。基本悩まない性格なので手術をすると決め予約等の手続きを進めることに。
手術する病院の予約の確保と麻酔の専門医との面談、手術予定日三日前のPCRテストの予約を済ませました。このPCRテストが陽性だと手術は受けられないみたいだけど、基本ロックダウン中のフランスではレストランも開いてないし外出する予定もないのでまず陰性だろう。

麻酔科の先生との面談は30分もかからなかった。確か50ユーロ、もちろんsecuでカバーされる。面談の内容はお薬のアレルギーの有無や手術前日と当日の注意点について。麻酔科の先生との面談の後にレセプショニストと入院中の部屋のグレード選びやまたその他注意点。複数人数の部屋はsecuでカバーされ無料だけど1人部屋の場合は別途料金がかかるとのこと。丸一日病院にいることになると言われたので1人部屋を選びました。テレビとWi-Fi付き、これがあれば基本1人でも問題なし。
PCRテストは朝8時半に受けお昼過ぎには陰性の結果が届きました。同じ頃に病院から当日は7時半に来て下さいと電話があり、これで手術前の準備は全てOK。あとは当日を待つのみ。

手術当日の朝、手術2時間前は水も食事も禁止となっていたので朝起きて甲状腺のお薬だけ飲みました。シャワーは前日の夜と当日の朝に浴びるようにと書いてあったので指示通り朝もシャワーを浴びる。
時間通り7時半に病院に到着。受付をして1人部屋に案内され、看護師さんから流れと注意点の説明。旦那はパソコン持参して部屋で待ちながら仕事する気満々だったけどコロナの為送り迎え以外は面会禁止と言われ撃沈。(笑)
始終私は至って冷静だけど旦那の方がストレスを感じてる様子。優しすぎて笑える。
9時前後にナースが迎えに来るからそれまでに着替えとトイレを済ませておくようにと。

9時15分、まだかなぁと待っていたら急に看護師さんが迎えに来て手術室の前まで移動。またフレンドリーな看護師さんで「〜って英語でなんて言うの?」と同僚に質問して「わからない」と同僚が答える。脈を測ると言っていたんだと思うけどニュアンスでわかったので「信じてるから大丈夫」と伝える。手術室の準備が整ったようで手術台に移動。緊張とか怖いとかはなかったけど震えるほど寒いと看護師さんに伝えたら暖房の布団みたいな物を掛けてくれた。冬場家に欲しいくらい暖かかった。笑担当医が来て挨拶を済ませると看護師さんに「寝る時間だよー」と言われ、感覚的には多分3秒くらいで寝たと思う。

目が覚めた時には手術室の外で看護師さんが「大丈夫?」と様子を確認しに来てくれた。だいぶぼーっとしていて気がついたら個室のベッドで寝ていて部屋の電話がなっているのに気がついたけど動けなかったので無視することに。旦那が様子確認するのに電話したのかなと思い携帯で連絡しようと思ったけど携帯も棚にしまってあったので動けず諦める。と思ったら看護師数人がすごい勢いで部屋に入ってきたので驚いてここから意識がはっきりしている。電話に答えなかったからやはり心配していたよう。看護師さんが携帯などを手に届く範囲に置いてくれ、旦那にはメッセージを送り安心した様子😊そんなこんなしてるうちに看護師さんがご飯を持ってきてくれた。普段甘いものはあまり食べないけどデザートまで完食するほどお腹ぺこぺこでした。笑

時々看護師さんが様子を見にきて「このまま様態が安定していれば5時前には帰宅して大丈夫ですよ」と。体調は至って普通ですぐに旦那が迎えに来てくれたのでそのまま帰宅することに。旦那が夕飯を用意してくれたけど何を食べたか真剣に思い出せない。笑
ここから1週間の記憶は体調が悪いと言った感覚はないけど全身麻酔をしたせいか、とにかく疲れていてよく寝た1週間だった。
1週間ゆっくりして体調も大丈夫かなと思い旦那に「明日は掃除をしよう!」と提案したら翌日体調が悪くなり、ソファでゆっくりしながらテレビを見ながら掃除をする旦那を眺める。掃除が終わったら体調良くなりました。笑

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