フランスにて不妊治療④

BLOG

biologistとのビデオカウンセリングが終了。30分間で体外受精のプロセスについての説明や簡単な質問がいくつかあった。フランス人の先生だったけど日本で昔レディースクリニックで働いたことがあって日本が大好き、特に大好きなものはウニ!というところから始まり話が弾んでしまい先生は次のカウンセリングに10分ほど遅れた様子。笑
去年からずっと日本に行くことを待ち望んでいると。我ら夫婦も同じく。今年の夏を改めて計画してみたけどこの感じだと運が良くて今年の年末かな。

biologistとのカウンセリングから約2週間、またテキパキ早口な担当医に会いに行ってきた。予約の時間から1時間15分後やっと私の順番。いつも30分くらい待つのは当たり前だから覚悟はしているけど1時間以上は流石に疑問を持った。笑
カウンセリングルームに入るなり先生が遅れたことに謝罪。朝一から色々と複雑な状況だったそう。まぁそんな日もあるよね。と思いながらいつもの早口でカウンセリングと説明が始まる。今日からホルモン剤を2週間ほど朝晩飲んでその後注射のホルモン剤に変わるみたいだ。カウンセリングの最後に「質問はある?」といつも聞いてくれるけど答える間もなく「全部紙に書いてあるからこれ読んでね」がお決まり。笑
気を抜いていい相手とそうでない相手を使い分けているようだ。笑
締めるとこは締めると言った感じ。私は全然嫌いじゃない。
今日から飲んでと言われたのでクリニックの帰りに薬局に寄る。すごい量の薬!今日から体外受精の日、そこから2週間後まで色々なホルモン剤を使い分けるようだ。ネットで不妊症のホルモン剤について調べてみたら尿成分から作られていることが判明!ウゲーと思いながらも特に気にしない。

一番最初のお薬を朝晩1週間ほど飲み続け、数日前の夜から注射を打ち始めた。もちろん自分で注射を打ったことがないので初日は看護師さんに家に来てもらい手順を教えてもらう。2日目は自分で注射打つのを看護師さんにみてもらい間違いがないか確かめる。3日目から旦那に任せる。注射といっても血管を探したりする必要はなく、お腹や太ももに打つだけなので難しいことはない。この注射はペンタイプでお薬の量の調整もペンを捻るだけで出来るのでとても楽ちん。副作用なのか、夜異様に眠い。まぁ夜は眠ければ寝れば良いだけだから副作用と言うのか、特に気になる事はない。ネットで調べてみるとかなり体調が悪くとてもしんどいとのコメントをよく見る。旦那も同じような事を言っていたのできっとフランス語のウェブサイトでも同じようなことが書いてあるのだろう。

5日ほどこのペンタイプの注射を終え、朝血液検査、その後いつもの担当医のところでエコー検査。朝の血液検査の結果を待って午後に今後のスケジュールを連絡するとのこと。不妊治療の過程で精神的や体力的な負担は特に感じないけどスケジュールのコントロールフリークな私と旦那にとっては事前に予定がわからないのが一番のストレスかもしれない。笑
ここから2日に1度血液検査とエコー検査をして翌週のどこかで採卵日を決めるというスケジュールのようだ。幸いロックダウンで大して予定もないからストレスを感じる必要もないのだけど、それでもソワソワしてしまうのがコントロールフリーク。笑

血液検査の結果から、今日から2日間ペンタイプの注射と普通の注射を2種類打つことに。当日に電話しても看護師の予約は取れないので自分たちで挑戦。一つはお腹に、もう一つは太ももに。思ったよりシンプルで問題なく終了。こんなにいろんなお薬や注射を使い分けても体外受精の成功率は約25%と思うと自然に妊娠した人達の体のメカニズムすごいなと思う。
これが2種類目の注射。多分増えた卵子が採卵日までに排卵しないように止めるためのものっぽい。ネットで調べてみると副作用で更年期障害のような症状が出る場合ありと。


翌日、薬の副作用のせいか異様にオナラがしたい、と旦那に伝えると「僕もだよ」と言っていたので多分薬の副作用ではなさそう。笑
何食べたっけ?笑

ペンタイプと普通の注射のタイプを2日間続け、また血液検査とエコグラフィー。5個排卵しているのが確認出来たそう。本当不思議。先生は8個の排卵を期待していたそう。今日からこのorgalutranとmenopurというまた違う2種類の注射を併用。このmenopurは小さい瓶の中でパウダーと液体を混ぜてから注射するもの。よくわからないので速攻ナースに電話。夜家に来てくれた。この2種類の注射はペンタイプよりお薬の量が多いせいか結構痛い。痛いと言っても数秒の問題だからたいして気になることでもない。注射大嫌いだったのに慣れたもんだ。笑
この日来てくれたナースは日本の化粧水、肌ラボ、ごく潤が大好きだと熱弁してくれた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました