ケニアの首都ナイロビから約260km離れた場所にあるマサイマラ国立保護区は、総面積約1800㎢に野生動物が住む国立公園です。
マサイマラに到着すると、現地ドライバーとサファリカーに乗って一緒に動物たちを探しに行きます!サファリカーは天窓が開閉式になっていて、天窓の部分から顔を出して風を感じながら動物達を眺める事ができます。野生動物の多さではマサイマラがケニアで1番で「ビッグファイブ」と呼ばれている、ライオン、ヒョウ、バッファロー、ゾウ、サイもほぼ100%の確率で全て見る事ができます。動物を見る事がメインのアフリカ旅行でしたらマサイマラがオススメです!
ライオンは猫科で基本のんびりやなので昼間のサファリドライブではお昼寝している事が多いです😊サファリに入るのは基本的に日の出から日没までと決まっていて、時間帯によって動物達の活動も違いサンライズやサンセットなど、どの時間も楽しむ事ができます。
早朝出発してお昼頃にはホテルが用意してくれたお弁当でサファリの真ん中でピクニックをします!
ちなみにお手洗いはドライバーに行きたいと使えるとまわりに肉食動物がいないかを確認して、草むらや車の影に連れて行ってくれます笑笑
最初は抵抗ありましたが意外とすぐに慣れるものです。
川にはカバやワニも発見する事ができます。
マサイ村は原住民であるマサイ族の生活地域で、今もマサイマラ国立保護区の中で野性動物とマサイ族の人々が共存しています。お家の中に招待してくれ、歴史などの説明もしてくれます。木や石で作った手作りのアクセサリーを買ってとお勧めされます。
マサイ村では村のみんながダンスでお迎えをしてくれます。
予防注射
ケニア自体が黄熱汚染国とされているので、入国の際に黄熱の予防接種は義務付けられてはいませんが、WHOの黄熱汚染国に指定されているため、経由地によっては黄熱ワクチン接種証明書(イエローカード)の提示を出入国審査時に求められる場合があります。なので旅行前に予防注射を受けておくことをおすすめします。その他、滞在が長くなる場合や湿地にいく場合などはA型肝炎、B型肝炎、破傷風、腸チフス、髄膜炎菌(4価)ワクチンも接種しておくと安心です。
アクセス
日本からの直行便はないのでバンコク経由やドバイ経由で行く事が出来ます!日本からドバイまで約11時間、ドバイからケニア・ナイロビまで約5時間なので乗り換えがスムーズにいっても16時間以上かかります。
私のイチオシはエミレーツ航空です!席がゆったりとしていて映画などのエンターテインメントも豊富(マーベル・ディズニーほぼ全て揃ってます)、食事も美味しくて完食してしまいました笑笑
ナイロビに到着してからマサイマラまでは約260キロ近く離れた場所にあります。ナイロビ市内から1時間くらいは整備されたきれいな道を走るのでるが、1時間ほど経つと道はデコボコなのでスピードも出せず砂埃の中をずっと進んでいきます。牛の道路横断を待ったりとても新鮮な景色でした。
そんな新鮮な景色も最初は楽しかったですが6時間砂埃と整備されてない道を進んでいくのは少ししんどかったです。笑笑
マサイマラ近くに小さな空港があるのですが、こちらを利用の場合はプラスチックを持ち込む事が出来ないので、ソフトケースで行く、空港で荷物を入れ替えるなどの規制があるので気をつけましょう。とにかく移動を楽にしたい方は整備されてない道を6時間走る必要がないのでこちらがオススメです。
おすすめホテル
マサイマラ国立保護区へ行く場合、宿泊する場所はロッジやテントがあり、どちらも水洗トイレがあって、お湯も使えるのですが、移動やサファリのドライブで砂塗れになるので個人的にはテントより綺麗なロッジがオススメです。マサイマラ国立保護区に宿泊すると、すぐそばまで可愛い猿など動物がやってきます。
マサイマラ・ソパ・ロッジ
マサイマラ国立保護区のゲートを出てすぐのところにあるホテルです。キレイなプールが印象的で、そこからの眺めもとても良かったです。
とても大きいロッジで100室ほど部屋があり、場所によっては部屋までとても遠かったです。夜部屋まで戻る時は暗くて少し怖かったですがあんなにキレイな星は人生でなかなかみた事ないので感動しました!
アンボセリにもソパロッジと同じ系列のホテルがあるのですが、アンボセリソパロッジよりも広くて客室の数も多いです。
レストランは洋食がメインで、朝食・昼食・夕食ともにバイキング形式でした。感動するような食べ物は無かったですが、平均的にどれも美味しく、ワインと一緒に楽しめるようなチーズなども多数揃っていて、食事の後も隣のソファの部屋でゆっくりとワインや会話を楽しむことが出来ました。
昼間は基本的に電気やお湯は使えず、暗くなると同時に電気がつき、お湯も使えるようになります。湯船はないのですごくリラックスする事は出来ないですがベッドは広々としていて睡眠はしっかりと取る事が出来ます。
通電時間:12:30~14:00、18:00~10:00
給湯時間:05:30~10:00、18:30~22:00
給油時間内であればお湯には困る事はなかったのですが、泥水のような少し濁った色をしていました。
Wi-Fiも終日は使えないですが電気が使える時間は使用する事が出来ます。
ケニアの気候
ケニアには大きく分けて乾季と雨季があります。3月から6月は大雨季、10月から12月は小雨季といいます。その大雨季と小雨季の後にマサイマラの草木が成長します。雨は肉食動物の数の制限したり、草原の景観を変え、生態系を保つ効果を持つと言われています。
ケニアはほぼ赤道直下にありますが、標高が高いために気温はあまり上がりません。夜はかなり冷えるので上着や暖房が必要です。暖かい季節は10月〜4月までで、なかでも1番暑くなるのは12月~3月です。1番暑くなるこの時期でも日中Tシャツ1枚、夜は上着が必要です。
涼しい季節は5月〜9月までで、長袖シャツやセーターが必要です。
雨季が近づく頃にヌーの大移動は起こります。大移動は通常は7月後半~9月にかけてタンザニアからマラ川を渡ってケニアへ到着します。そして、2~3月までマサイマラに滞在します。
ケニアは季節それぞれの楽しみ方があるので、やりたい事や長く取れる休みに合わせて行くと良いと思います😊
ビザ
ケニアに入国するには必ずビザが必要になります!ビザの種類や申請方法はこちらにまとめてあります😊➡︎ケニア入国にはビザが必要!
まとめ
以上、ケニア旅行のおすすめホテルやベストシーズンなど最高のケニア滞在になるための完全ガイドでした!bon voyage😘❤️
コメント
はじめまして、AYAと申します。
今月下旬からケニア→ドバイorシャルジャ経由でモロッコ→日本と旅行する予定です。
イエローカードを取得する時間がなさそうなのですが、ケニアからの帰りのドバイでイエローカードの提出は求められましたか?
Ayaさんコメントありがとうございます!私が行った時は大丈夫でした^ ^
現在も大使館のホームページには「証明書要求国(地域)」ではないと記載されているので問題ないと思います^ ^楽しんできてください!!